「ラップ」の学習会
2009年 07月 10日今日は「つどい」なので委員以外の人の参加もあり、
講師の人は今日東京から来てくれました!!
ラップにもいろいろな種類があるって知ってましたか?
原料のプラスティックによって、
手触りとか強さとかくっつき具合が違うのです。
そして塩素入りのものもあって、
こちらをゴミに出して燃やすとダイオキシンが出るのですね・・・。
一番シェアのある「クレラップ」とか「サランラップ」がこちらのタイプ!!
ちなみに原材料には「ポリ塩化ビニリデン」と書いてあります。
値段が安くてやわらかくてくっつく感じのラップ「ポリラップ」は、
塩素は入ってないけど熱に弱くて、
レンジでチンするとラップが溶けてしまいます。
溶けたラップの成分が食品の油に入って体に吸収されると、
アレルギーのもとになってしまったりするそうです。
具体的には、原料に「ポリエチレン」と書いてあります!
今日の講師の方は、
コープ商品のラップを作っているメーカーの営業さんだったので、
その方のおススメのラップはもちろん↓、となる訳です。
そのものずばりの商品名。
小林製薬の商品名くらい分かりやすい!!
こちらのラップは塩素が入っていなくて、
耐熱温度が180度と、日本で売られているラップでは一番高いんだそうです!!
原材料は「ポリメチルベンテン」というものです。
「ポリラップ」と、「サランラップ」と、「電子レンジにも強いラップ」
3種類で比較実験もしました!
お皿にそれぞれのラップをかけて、その上にマヨネーズを垂らして、
レンジでチンしてみると・・・
左から「ポリラップ」、「レンジにも強いラップ」、「サランラップ」です。
写真ではちょっと分かりずら行けれど、
「レンジにも強いラップ」以外のものは、
レンジをかけて2秒くらいでラップに穴が開いて、マヨネーズが下に落ちたのです!
「レンジにも強いラップ」だけは穴があかずにラップの上でマヨネーズが液状に・・・
なったら良かったのですが!!
実験に使ったレンジが古いもので、出力が高かったらしく、
レンジにかけて10秒弱くらいで、
この実験で初めて「レンジにも強いラップ」に穴が開いてしまったのでした~!!
これにはメーカーさんもびっくりで、汗かいてました!!!
とんだハプニングはありましたが、
お話はまだ続き、
この「電子レンジにも強いラップ」はちょっぴりお値段が高め。
50mで¥300ちょっとするそうです。
「サランラップ」と比べれば安いけれど、
「ポリラップ」と比べると、倍以上しちゃうんですね。
なので、メーカーさんが言うには、
「レンジで食品を温める時には『電子レンジにも強いラップ』を、
それ以外で使う時は
環境にやさしくてお値段も安い『ポリラップ』を、
というように使い分ければよいのでは?!」
とのことでした。
なるほどー!!
子どもたちの未来のためにも、
地球のためにもいいことで、
今の自分たちがムリなく続けられることの一つに、
ラップを目的によって選んで使う!!
って言うのがあるなんて知らなかった。
こんな知識を実践して生活するのって、
他人は私がそんなことをしてるってしらなくても、
ちょっとカッコイイような感じがしませんか~??
by ringo3394
| 2009-07-10 15:28